イギリスでは論争も?ミルクティーのミルクファーストとは

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【記事内のリンクには広告を含みますが、実際に自身で購入し感想を書いています。ぜひお楽しみください♪】

ご家庭でリーフやティーバッグの紅茶からミルクティーを作る時は、ミルクを後から入れる方は多いですよね。

私も後入れしかしていないのですが…イギリスではミルクを先に入れる事も多く先入れ派と後入れ派で論争になっているという話を聞きます。

日本では圧倒的に後入れ派が多いですが、もしイギリスに旅行へ行ったとき現地のカフェでミルクを後入れすると怒られるのかというと…

答えはNOです!

結局のところどっちが先なの?

これについては答えが出ています。

2003年6月に英国の王立化学協会からリリースされた「How to make a Perfect Cup of Tea」というニュースによると、科学的な根拠に基づいた結果「ミルクが先」と発表されています。

ですがこのニュース内容はジョークだという声もあり、絶対的な信頼がある訳ではないようです。

他にもティーポットで淹れた紅茶はミルクが先、マグで淹れた紅茶はミルクが後という話もありますし、現在のイギリスではミルクを後から入れる人が断然多いですね。

なので取り決めではミルクが先、実際にミルクティーを飲んでいる多くの人はミルクが後という結論になります。

イギリス豆知識

イギリスではティーカップではなくマグ(カップは付けない)で紅茶を飲むのが基本です。
国内で消費される紅茶はリーフではなく90%以上がティーバッグで、ご家庭ではもちろんカフェでも親しまれています。

イギリスで紅茶にミルクを入れるようになった訳

19世紀にイギリスで広く普及していた紅茶の中には品質が粗悪なものが多くありました。

それにより味の劣る紅茶をごまかしたり、量をかさ増しするための解決策としてミルクが使われるようになったという話があります。

なので元の品質が良い茶葉であれば順番がどちらでも美味しく飲めるのです!

おいしいミルクティーを作るためのポイント3つ

現代の紅茶は良質な物も多く、ほとんどの場合は美味しく飲むことができます。

その中でも特に大事なポイントをまとめると以下の通りです。

ポイント
  • ①ミルクティー向きの紅茶を使う
  • ②紅茶とミルクの量は2:1
  • ③ミルクは温めたものを使う

①のミルクティー向けの紅茶にも種類がいくつかあり、アッサムはその中での代表格とも言えますね。

他にもミルクティー向きの紅茶は沢山あるので、コレは間違いないというものを今回は4つご紹介します。

ミルクティー向きのおすすめ紅茶3選

1.ディンブラ

ミルクティー向きの紅茶としてもう1つの代表格とも言えるのがディンブラです!

コクと渋みのバランスが良いのが特徴ですね。

ティーアースのディンブラ

今回はTEARTH(ティーアース)のディンブラを使用して、ミルク先入れとミルク後入れを実際に飲んでみます(*’▽’)

まずはミルク先入れの方に紅茶を入れていきます。

ミルク先入れ

カップが小さめなのでミルクの量はこのくらい。

ミルクティー

続いてミルク後入れの方にも入れていきます。

ミルクティー
ミルク先入れ(左)ミルク後入れ(右)

完成!

ミルクティー
ミルク先入れ(左)ミルク後入れ(右)

実際に飲み比べてみると、ミルクを先に入れた方はまろやかさを強く感じました。

後にミルクを入れた方は真逆で紅茶を強く感じ、少しミルクを足してもまだ紅茶が勝っているくらいでしたね。

ちなみに少し冷めてきてからの美味しさは先入れの方でした!

ミルク1つでここまで変わるとは恐るべし紅茶の奥深さ…。

2.アールグレイ

ティーアースのアールグレイの画像
ティーアースのアールグレイ

イギリスではミルクティーによく合うと言われる代表的な紅茶です。

柑橘系の香りがついているフレーバードティーなので好みは分かれるところですが、ディンブラに負けないくらいミルクとマッチしてとっても美味しいですよ(*’▽’)

別のミルクティー関連の記事でもアールグレイを取り上げましたが、ティーアースのものは香りもそこまで強くないので、アールグレイに馴染みのない方でも比較的飲みやすいです。

3.ロイヤルミルク

濃厚な深みとコクのある、ミルクティー専用の茶葉として販売されているのが「アムシュティー」のロイヤルミルクです。

スリランカ産キャンディ地方の茶葉が使われており、リーフタイプ・ティーバッグタイプから選べます。

濃いめのミルクティーを作りたい方はリーフタイプで淹れるのが良いですね(*’▽’)

公式サイトにて購入者レビューもありますが高評価のものが多くて、中でもお店で出す紅茶を他社のものからロイヤルミルクに切り替えたとの声もありました。

ミルクティーファンとしては無視できないところですね!

ロイヤルミルク

まとめ

ミルクティーを作る際にミルクを入れるのは先が良いか・後が良いかについて書きましたが、結論として日本では後入れの方がメリットは沢山あります。

良い点
  • 後から入れた方がミルクの量を調整できる
  • 最初にストレートで飲んだ後、ミルクを足すことで二度楽しめる
  • おもてなしの際にも後入れのほうが親切

厳しい決まりがある訳では無いので、型にとらわれず自分の好きなスタイルで楽しむ事が大事ですね!


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コメント

  1. まべ より:

    おー!!!
    早速の記事化、ありがとうございます(꒪˙꒳˙꒪)!!
    流石の記事クオリティで感動です。

    私も後先で飲み比べ味の違いは感じていましたが、後入のメリットまでは考えたことがなかったので、その見方で行くと味以上に後入のメリットを感じられますね

  2. 赤城未来赤城未来 より:

    せっかくまべさんからリクエストを頂いたので記事にさせてもらいました(*’▽’)
    読んで下さりありがとうございます!
    先入れの美味しさはあるんですが、それ以上に後入れにメリットがあるんですよね…。
    量を調節できるのは最大のメリットだと思ってます!

  3. 鈴宮ゆめにゃ より:

    まべさんもミルクティーについての記事を書いていらっしゃいましたね。
    ミルクの先入れ後入れで味も変わるものなんですね~。

  4. 赤城未来赤城未来 より:

    ゆめにゃさんもコメントありがとうございます!
    先でも後でも量は同じなのに面白い変化ですよね(*’▽’)
    紅茶は本当にいろいろな楽しさを教えてくれます!